こんにちは、管理人です。
カメラのレンズっていろんな種類があったり、数字がいっぱい入っていてどれを選べばいいのか分かりにくいですよね。
この記事ではカメラを始めたての人はどんなレンズを使うのがいいのかについて書いています。
数字についての説明などは軽く触れるだけにして、これ使っとけば大丈夫という数字の目安のみを記載しています。
レンズの数値について
ネットなどでレンズを調べてもらうとよくこんな数字を見かけると思います。
- 〇〇mm
- ○○-○○mm
- F〇.〇
- F/〇.〇-〇.〇
上2つが焦点距離というもので今は画角だと思ってもらって問題ないです。
数字が小さければ小さいほど広い範囲を写すことができて、大きければ大きいほど写せる範囲は狭くなりますが遠くのものを大きく写すことができます。
数字が1つのものが単焦点レンズといわれるもので〇〇-○○mmと書かれたものはズームレンズといい、その名の通りズームすることができるレンズです。
下2つが【絞り】や【F値】と言われる数字で、詳しくはここでは割愛しますが数字が小さくなるほど明るくなり、被写体にピントを合わせた際背景がボケやすくなります。
大きくなればなるほど暗くなり、ボケさせることなく全体を写すことができます。
数字が1つのものはF値の最低値が固定のもので、ズームレンズになると焦点距離が遠くなるほどにF値の最低値が上がっていくものがありF/○○-○○と表記されることが多いです。
ズームレンズでもF値が固定のものがあり【F値通し】と呼ばれたりします。値段は比較的高いです。
レンズの数値についてはこのくらいにします。
初心者は50mmの単焦点レンズで問題なし
カメラのレンズは焦点距離によって【広角】【標準】【望遠】と3つに区切られて~35mmくらいまでを広角、~50mmくらいまでを標準、それ以降を望遠レンズと呼んでいます。
「くらいってなんだよ」と思うかもしれませんが、厳密に区切られているわけではないのでだいたいそのくらいなんだなと思っていただければよいです。
そこで本題の初心者の方におすすめするレンズは標準に位置する50mmの単焦点レンズです。
なぜなら標準レンズの画角は人が見ている範囲に一番近いと言われています。
そのため、この画角を活かすにはなどを考える必要がなく思ったように撮影できるからです。
「焦点距離のおすすめの理由は分かったけどなぜ単焦点というのをすすめるの?」
という疑問に簡単に答えると、コスパがいいからです。
ズームレンズでいいものを買おうと思うとどうしても金額が高くなってしまいます。
こちらの記事ではズームレンズキットについて書いていますが、なぜズームレンズではなく単焦点レンズをおすすめしているかがわかりますので気になった方はぜひ読んでみてください。
50mmで撮っているうちに
「こういう絵が撮りたい」「もっと広く写したい」
などの自分がどういうものが撮りたいかが見えてきますので、それに合わせたレンズを買うなり借りるなりすると無駄なくカメラを楽しむことができます。
自分の欲しい画角がわかったとしてもいきなり買うのが不安という方はレンタルをおすすめします。
F値はなるべく低いものを
F値は最初に説明した通り低いほど明るく撮ることができ、ピントを合わせた際ボケやすくなるというものです。
明るく撮れるというのもすごくいい点なのですが、初めのうちは明るいところで撮影すればいいだけなのでそんなに恩恵は感じにくいです。
大事なのは2点目の被写体にピントを合わせた際に背景がボケやすくなるというところにあります。
背景のボケていない写真は極端なことを言えばスマホでも撮れますよね。
カメラを始めたいと思った理由って「スマホで撮れないような一眼レフで撮った写真が撮りたい」ではないですか?
カメラを始めた方が思うように撮ることができずやめてしまう理由の1つにスマホと変わらない写真しか撮れないと感じてしまうということがあります。
管理人も一のその理由で始めたての頃カメラから離れてしまっています。
もちろんカメラをやっていくうちにボケていない写真でもよく見せることができたり納得のいく写真を撮ることはできるようになってきますが、カメラを始めたての人が楽しいと思えるきっかけにはボケる写真というのは最適です。
そのため、初心者の方にこそF値の低いレンズをおすすめしています。
まとめ
カメラを始めたての方でレンズをどれにしようか迷っている方は50mmのF値がなるべく低いもの、できればF1.8以下を購入することをおすすめします。
50mmはフルサイズの方での数値になりますのでAPSCを使っている方は35mmくらいのレンズでF1.8以下のものをおすすめします。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。