カメラ初心者がカメラ選びで失敗しないために気を付けたい3つのこと【一眼レフ】

機材

こんにちは!管理人です!

最近若い人も趣味にしている人が増えてきたカメラでの写真撮影。

そんな周りの人を見て「自分も始めてみよう」そう思ったのはいいもののカメラなんて今まで興味もなかったし全然知識がない。
「どんなカメラを買えばいいんだろう…」
そう思っていませんか?

この記事では初めて買うカメラは【どんな基準で選べば失敗しにくいのか】を理由とともに解説していきます。
※どのカメラを買えばいいのかではございません。

カメラ選びの失敗とは

この記事でいう失敗とは趣味を辞めてしまうきっかけになるようなことを指しています。

せっかく「楽しそう」「自分もやりたい」と思って始めたのにカメラ選びが悪かったがゆえにやめてしまうのはもったいないことだと思っています。

もちろん趣味の合う合わないはあると思いますが、ほかの趣味に比べてカメラでの写真撮影は楽しめるまでのハードルがほぼないと思っています。
というのも絵などはうまく描けるまでに挫折してしまったりがあると思いますがカメラはボタン一つできれいな写真を撮れますので。

ただし、今回紹介するポイントを押さえていないと失敗してしまう可能性があります。
実際管理人も始めたての頃一度カメラから離れてしまっていますが、これから紹介するポイントを押さえたことで楽しく趣味を続けることができました

カメラ選びで失敗しないために気を付けたい3つのこと

  1. 軽い本体を選ぶ
  2. ズームレンズキットではなく短焦点レンズを買う
  3. 実際に店舗に足を運んで自分の目で見て、触ってみる

軽い本体を選ぶ

強いこだわりがある場合以外は軽い本体を選ぶようにしましょう。

理由は単純で重いと長い間持ち歩き撮影するのが億劫になってしまう可能性があるからです。
レンズも選ぶものによっては重たいものもあります。
「ではレンズを軽いものにすればいいのでは?」
と思うかもしれませんが、写真の表現は7~8割レンズによって決まるといっても過言ではありません。
そのため本体をできるだけ軽いものにしておきましょう。

ミラーレス一眼を選ぶと大体軽いのでいいかと思います。
ミラーレスとは通常の一眼レフと構造が違い、ざっくり言うとミラーレスはその名の通りカメラの部品(ミラー)がない(レス)のです。
部品が少ないということはコンパクトに、軽くできるというわけです。

管理人は自分が使っているからというのもありますが趣味でカメラをするのならミラーレス一眼をおすすめします。

ズームレンズキットではなく短焦点レンズを買う

初めてカメラを買われる方が買うか悩む商品でズームレンズキットというものがあります。
本体とズームレンズがセットになった商品で一見お得に見えます。

「レンズもよくわからないし本体とセットになっているならこれでいいや」と決める方がいます。
ズームレンズが悪いわけではないのですが、ズームレンズキットについているレンズは大体F値という数値が高いものになっています。
ここでは詳細な説明は省きますが低いもののほうが良いものとされています。
簡単な説明をするとF値が低いほうが明るく撮ることができて、背景がボケやすいです。

背景がボケやすいというのがポイントで、そこでおすすめしたいのが短焦点レンズというものです。
短焦点レンズというのはズームレンズがその名の通りズームできるのに対して焦点距離(画角)が固定のものを単焦点レンズと呼びます。

単焦点レンズだからF値が低いのか?というとそういうわけではなく、基本的にF値が低くなると値段が高くなるのですがズームレンズはそれが顕著に現れます。
単焦点レンズだとF値が低いものでも比較的安く購入できます。そのため初期費用的におすすめということです。

なぜF値が低くボケやすいのをおすすめするかというとここがカメラ初心者が冷めてしまうポイントで管理人が1度カメラから離れてしまった原因の

スマホの写真と変わらない現象】に陥るからです。

どうして一眼レフで写真を撮ろうと思ったのか、それはスマホよりきれいな写真を撮りたいからですよね?
それなのに一眼レフで撮った写真がスマホとあまり変わらなければどうでしょう?

「つまんない」「スマホでよくね?」
そう感じてしまいますよね?

カメラ始めたての頃はとりあえず背景がボケて被写体がくっきりしていれば納得するものです。
なので初めてのカメラのレンズは単焦点レンズのF値は2.8以下のものを選ぶようにしましょう。
ちなみに焦点距離(画角)は50㎜くらいのものにしておくと無難です。

実際に店舗に足を運んで自分の目で見て、触ってみる

買う前に実際にお店に行ってみましょう。

カメラに限ったことじゃないんですがずっと手に触れている物は実際に見て触れてみて、見た目や自分へのフィット感などをちゃんと確認してから買うことを強くおすすめします。

その理由は3つほどあって

  • モチベーションに関わるから
  • 後悔する可能性があるから
  • 安くない買い物だから

まず1つ目ですが、モチベーションにダイレクトに関わります。
かっこいいものって見てるだけでニヤニヤしてしまったり、早く使いたくてしょうがなくなったりしませんか?
女性の方だったら自分の好きなブランドの化粧品を使うときのほうがテンションも上がるってもんじゃないですか?
その気持ちだけで好みでないデザインや使いにくいものを使うときに比べて圧倒的にモチベーションが上がります
大事です。とても。

そして2つ目に後悔する可能性があるからです。
後悔はどんなに下調べをしても、実際に見て触って購入してもすることはあります。
ですがネットの情報だけで購入した後に別のものを実際に見て触る機会があった時に
「こんなに魅力的なら買っておけばよかったぁ~」
というのが一番もったいないです。見たうえで後悔しましょう
それに実際にお店に行った方が自分がノーマークだった商品に突如出会う可能性もあります。
ぜひお店に足を運びましょう。

最後に3つ目ですが、安くない買い物だから。
これも大事ですね。
2つ目の後悔に繋がってくるところなのですが、100均での買い物であれば自分に合わなかったとしても
「合わなかったということがわかっただけでもいいか」
と思えるかもしれませんがカメラは基本的に数万円単位の買い物になります。
さすがに100均のときのようには思えないですよね。
なのでネットなどで下調べをしたうえで最後は自分の目で判断してみてください。

以上が実際に見た目や自分へのフィット感などをちゃんと確認してから買うことを強くおすすめしている理由でした。

レンタルしてみるのもありかも

カメラを買うのではなくレンタルという選択肢もあります。

いきなり数万円払って「やっぱりこれじゃなかった、ほかのが良かった」となってしまっては、せっかく新しい趣味を始めるのに気持ちよくスタートダッシュできません。

そこでレンタルです。
「借りるだけで数千円払うの?」
と思うかもしれませんが数万円の損失に比べたら安いもんです。
なんなら今ではレンタルサービスのサブスクもあるので買わずにずっとサブスクでカメラを楽しむのもありだと思います。
ですがサブスクでずっと楽しむのはカメラが楽しくて「続けられるな」と思った時でいいと思います。

買うか買わないか迷っているときの選択肢の1つとして、気になるカメラを短期レンタルで試してみたりサブスクだといろんなカメラを入れ替えながら借りることができるので気になっているものを網羅的に試してみて一番気に入ったのを購入するなど…
昔は気になったのを買うしかなかったと思うので、今の時代は選択肢が多く失敗する確率を減らせていいですね!

まとめ

カメラ選びで失敗する確率を減らすためにはネットなどで調べて少しだけ知識と目星をつけて実店舗に足を運び、なるべく軽い本体とF値が2.8以下のものを選ぶこと(どんなレンズを買えばいいかわからなければ50mmを選んでおく)
これは選ぶカメラを間違えたことでカメラの楽しみを知る前に嫌になってしまうのを避けるためです。

管理人自身もミラーレス一眼を使っているのですが普通の一眼レフを購入していたらカメラが重くて写真を撮りに行くのが億劫になっていた気がします。
なのでカメラの性能はもちろん大事ですが、続けられてこその性能なので様々な面から自分に合うものを探してください。

自分に合うのがわからず色々と試したいという方はカメラのレンタルサービスで借りてみるのも選択肢の1つに入れて考えてみてください。

カメラはとってもいい趣味ですので是非興味を持ったあなたがカメラを楽しく始め、続けられますようにと思います。

以上、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。